(タイトルへの異論は認めます…!)
これ見たら元気出る、いわゆるセラピーになると思います!!
9ヶ月くらいぶり3回目のゴティックメード
一言で言うと、
永野先生ありがとうございます(五体投地をしながら)
圧倒的感謝…!
Newtype誌上でゴティメードの制作が発表された当時、数年、FSSが休載になると知って、
「正気ですか?」
と言うのが本音でした。
しかし、しかししかし、6年待った上映後は
「待った甲斐があった…!」
「永野先生ありがとうございます!この世に生まれてよかった」
「世界が平和であれ」
と言う気持ちにしかなりませんでした。
以下、ネタバレなしレビューです。
登場人物
主人公は男女います。
主人公(レディ) : ベリン
主人公(メンズ) :トリハロン
ベリン
ベリンは、「詩女」と呼ばれる、予言者です。
普通との預言者と違うのは、歴代の詩女の記憶を引き継いでいること。
先代の詩女がベリンを後継者として指名したので詩女となりました。
ただ、正式には「詩女」(予定)みたいな感じです。
「都行き」という、一年をかけた旅路を経て、正式に詩女となるのです。
トリハロン
別の星から来た、ドナウ帝国第三皇子です。
ヘッドライナー(ウォーキャスター)、という強化人間です。戦闘能力と五感がそれぞれ段違いのものになっています。
=== テンプレなあらすじ ===
私、新米詩女のベリン。
正式には、継承の儀式の都行きの後に詩女になるんだけど。
出発の日、突如現れたアイツ、トリハロン。
いけ好かない皇子さまですこと!
トリハロンが言うには、私がテロの標的に?!
それで、私の護衛に来たんだって!
私の都行き、どうなっちゃうの~?!
=== まじめなあらすじ ===
ベリンは、詩女継承のための儀式、「都行き」に行くことになっている。
出発の日、突如、上空にドナウ帝国の皇帝紋を持つ艦船が現れる。
艦船から出てきたのは、ドナウ帝国第三皇子のトリハロン。
トリハロンは、ベリンに、
「テロの標的になっているため、我々が連邦議会の指令で護衛をすることになった」
と告げる。
突然の同行者に戸惑うベリン。
ヘッドライナーの力を子供たちに見せつけたり、互いに嫌味を言ったりと反目する2人。
しかしトリハロンの真摯な護衛、ベリンの詩女としての初仕事や、民に対する態度などで、互いにリスペクトを感じ、打ち解けていく。
ある、磁気嵐の夜、敵のゴティックメードたちが襲ってくる。
===
この映画の見どころ
タイトルを繰り返しますが、このアニメは、
ロボットが出てくる少女漫画
です。
ときめきの回路を最近使っていないという方にオススメです。
私の女のセンサーも生き返りました。トゥンク…。
また、もちろん
- ロボット(以下GTM)の戦闘描写
- GTMのシステム自体
もすごく魅力的です。
アニメでしか表現できないGTMの動きで、紙面では分からなかった、
「永野護(敬称略)の考えていたGTMの動き」
と言うものが具体的に私たちにも提示されています。
永野護の頭の中ではこんなだったのか…!!
今、天才と同じものを、私は見ている…!!
めっちゃ俊敏だとか、レーザーを撃つのに「1秒も」かかるとか…。
あと起動音ですね。あれは言われても想像ができないですね。
これを見ることによって、FSSの方を読み返すと、(MHこと)ゴティックメードの戦闘描写がまた今までと違ったものに見えてくるでしょう。
なぜロボットが出てくる少女漫画少女漫画言うかと言うと、70分の上映時間中、ゴティックメードの戦闘描写は多分10分ぐらいだったかと思います。
(正確にはスマホで測ったりしていないためわかりません)
その他は、ベリンの都行の描写や、トリハロンの護衛の描写、2人が反目しあっていたり、また、だんだん仲良くなっていくところ、都行きが終わり別れるところなのです。
これ以上話すとネタバレの部分にも踏み込んでしまうため、ぜひドリパスをチェックして実際の映画を見ていただきたいです。
特に、
ロボットアニメなんてどれも一緒でしょ?
と言う方は、必見です。
操縦者の腕で、
操るマシンの性能差で、
こんなにも戦闘が違っているのか?
というのがわかります。
GMの戦闘は、まるで野生の異種格闘技戦のような趣です。
これ以上話すとネタバレの部分にも踏み込んでしまうため(略。
最近は上記のドリパスという、映画リクエストシステムでのリクエスト上映しか実施されていないため、ぜひドリパスをチェック&リクエストを出して頂ければと思います。
ドリパスは競争率が高いので、チケットを取るのも大変なのですが…!!
チケット争奪戦に参加するくらいの意義はあります。
私には、「本当に70分なの?」というくらい濃厚な時間でした。
私は趣味で脚本の書き方を習っているのですが、脚本としてもすごくよくできているなと思いました。
永野護、天才…!!
それについては長くなりそうなので、別途書きたいと思います。