===2019年の話です===
あっという間の、楽しい時間でした。
まず体験講座についてです。
1時間半のうちの20分で簡単なシナリオを描きます。
体験講座なので、全くシナリオ書いたことがないと言う方が対象になっています。
そのため私は何の用事もせずに筆記用具だけ持っていきました。
1時間半ですが、私にはとても濃い内容に感じられました。
具体的には、
- 脚本と言うのはどういうものなのか
- キャラクターについて
- 同じテーマでも人によって個性が出る
- ルールに則って書く
このルールに則って書くだけで、まったくの素人が、シナリオっぽいものが、書けるのです。
まったくの素人が書いた、たった20分で描いたシナリオですが、参加者全員のシナリオを聞いていると、どれもこれも続きが気になって仕方がありません。
こんなに簡単に、シナリオが書けるんだ、と言うのは素敵でした。そして、衝撃的でした。
これはテニスに例えると、
素振りをするのに手足や腰の使い方、重心の使い方を全く知らなかったのは、なぜこういう使い方をするのか、が指導されて、まともにボールを打ち返せるようになった、と言う感覚に似ています。
ワークショップはゼロから全て書くのではなく、穴埋め式に書くのですが、それでも自分で書けたと言う喜びは大きく、もっと書いてみたいなと言う気持ちになりました。
また、
なぜこのキャラクターはこのように言ったのか、この6つの意味は何か、
など非常に論理的です。
意図のないものは書いてはいけないのです。
ただのノイズになってしまいます。
普段使わない頭の使い方ですし、頭の体操にもなってこれはいいな、刺激になるなと思いました。
シナリオライターになりたい、
小説家になりたい
と言う、具体的に文章のプロを目指すって言う方以外でも、趣味としてすごく楽しめると思いました。
このメソッドを意識して文章を書くというのは普遍的な「文章術」としてすごく勉強になりそうですし、添削があると言うことで適度な緊張感を保て、私はすごく役に立ちそうな楽しめそうな手ごたえがあったので、8週間講座も申し込むことにしました。