珍しいものを見せていただきました!!
クリニック敷地見学ツアー
2日目の朝、朝食の後、アシスタントドクターの女性2人が、私を迎えにきてくれました。
あたりを案内してくださるそうです。
私はお2人の後について、外来診察をするところ、道路挟んで向かい側にある、3階建ての建物の見学に行きました。
薬局と、外来の診察室、大きなお鍋や石臼など、昔から使われてきたであろう道具が色々とありました。ひとつひとつが、まるで給食のお鍋のようにとてもサイズが大きいものでした。
クリニックでは、薬の処方も行うとのことで、錠剤にしたり、リキッドの薬にしたり、それをちゃんとパッキングにしたりと一通りの工程ができるようになっているとのことです。
その日はお休みでしたが、薬局等にはスタッフさんがおり、忙しいクリニックであることを感じました。
インドの牛、美牛
敷地内の牛小屋も見ました。
インドの牛は、日本の乳牛と違って、小柄で、まぶたがファッサファッサで、そんなに大きいわけでもなく、一般的な牛のイメージとはちょっと違ったものでした。
私が見たのは牝牛とその子牛だったのですが、牝牛は白くて、太っても痩せてもおらず(牛もベジタリアンとのこと!!)
守ってあげたい
と言う気持ちになるような華奢な、はかないイメージのある牛でした。
聖なる動物と言われるのもなんだか納得できました。
ストレイドッグス~
その牛小屋の近くには裏庭があり、そこには野犬がいました。
もし日本だったら、野犬なんて速攻、捕獲されて処分されてしまう気がします。
まるで放し飼いにしてる距離感で
「野犬がいるけれど、近づかなければ大丈夫」
というスタンスだつたのでびっくりしました。
なお日本に帰ってきてネットでたまたま見かけた記事で、子犬を助けたノルウェー人の女性が狂犬病にかかって亡くなったと言う記事を見ました。
おとろてぃ~。
日本では狂犬病なんてそうそう聞かない病名ですが、調べたところ、世界ではまだ危険性の高い病気のようです。
野良猫や野良犬にうかつに触ってはいけないとのことです。
そんな知識、私は持っていませんでした。
もしフレンドリーな野犬だったら、私はちょっと触っていたと思います。
無知とは恐ろしいものですね。
そこらへんに存在する危険な果実
さてインドの庭ですが、あちらこちらにココナッツの木がありました。
あんな硬くて、いつ落ちるか分からないものがそこら辺に終わってるなんて私からしたらちょっと怖いのですが、あんまり危険だったらまず庭に植えないと思ったので、回避策があるんじゃないかなと考えました。
入院患者である、アルナ(仮名)に聞きました。
「傘をさしていたらココナッツの味が落ちてきても大丈夫だったりするの?」
「んNO!!」(ん は、タメ)
「ココナッツが落ちてきたら気絶するよね」と私はさらに聞きました。
すると、アルナは首の下でバッテンを作り、
それを開広げると同時に
「Finish!!!!!」
と言いました。
Finish=死を意味します。
え、
そんな人がなくなるようなものがそこら辺に入ってんの
入っているの?
怖すぎるんですけど…
後でドクターにも、ココナツの危険性について尋ねたところ、落ちそうな時期になったら、プロにもいでもらうのだそうです。
なるほどなるほど。
やしの木はものすごく高くなっているので、登るのも大変そうだなと私は思いました。
危険手当あるんでしょうか…!!!
高所恐怖症にはできない仕事です。
アーユルヴェーダ関係ない話、続きます。