1巻のラストは
さて前回までのラストは焚ちゃんVS麻紀ちゃん、島原先輩、別田先輩のミニハッカソン対決~はじまりはじまり、でした。
2巻の内容は
今回はこのミニハッカソンの結末と、大学運営のハッカソンの、参加チーム作りとネタ作り…のところまでが収録箇所となります。
今回も、小説が作中作として読むことができます。
ネタバレにならないようにレビューをしたいので、私が今回好きだった画面を、キャラクター別に1画面ずつ上げていきます。
別田先輩
ちょっとオタクっぽくて、都会にちょっとひがみ根性があるので、デビュー済み焚ちゃんにも距離を置くのかなと思っていたのですが、そんなことしない優しい先輩です。
VS焚ちゃんミニハッカソン中、夜中に、コンビニに買い物に行こうとする焚ちゃんと、寮内で出会います。
ついていくよと、別田先輩が声をかけてくれるのです。
焚ちゃんは、
スタンが思っているので大丈夫す
と言うのですが、
栃木の夜を舐めないほうがいい、と言うことで別の先輩は半ば強引についてきます。
なんだかんだ新入生に優しいんですよね。
その他、髪型は編み込みしたりと凝っていて以外におしゃれです。
嶋原先輩
小説の最高集審査に落ちたことについて別の先輩に愚痴るところがあります。
愚痴るといっても、何かを悪く言うのではなくて、落ちてしまうことについてです。
しばらくSFから離れたほうがいいかも、と、悩む嶋原先輩。
内田先輩の膝の上に頭を乗せて言われるがままにされるがままに三つ編みをされている嶋原先輩。
SF研とミステリー研とで小説の趣味は合わないものの、仲が良いこの2人の絡みも見ていてほっこりします。
麻紀ちゃん
すごい素直な麻紀ちゃん。
中二病でもなく、イキるわけでもなく生意気でもなく、こんな後輩がいたらいいよねと言う理想の年下キャラです。
素直なので、嶋原先輩が、SF色を抑えた内容を提案したところ、私は嶋原先輩のSFがすごく好きです阿呆の子でもわかるように読みますと言う。
このページを見てください。
こんなこと言われたら、
こんなこと言われたら、
異性だったら恋に落ちちゃうんじゃないのって言う位、嬉しいと思います。
麻紀ちゃんは自分ができないこと。今はまだできないことについてコンプレックスを持ち姿勢があるのですごく応援したくなります。
焚ちゃん
焚ちゃんは効率重視の、孤高のキャラかと思いつつ、麻紀ちゃんのやる気に対して、なんと小説指導しますよと提案してくれるのです。
音声入力をするよな効率重視のキャラなのに、そんな人間味もあるんだというか、そんな他人に時間を割くようなこともしてくれるんだと言う意外性というか優しさ。
この後主人公と仲良くなるのですが、初登場からはちょっと考えられない位、柔和になっています。
(かってなイメージですが、焚ちゃんは小説家で言うと森博嗣みたいな感じです。)
なお、ネットリテラシー高いので、先輩方の投稿サイトのアカウント特定します。
2巻のお気に入りのシーン
今週の水曜日が、ハッカソンの予選結果発表ラストなので、12:00になったら速攻購入して購読する予定です。