レビューについて
ひな祭りが面白かったので、全巻レビューしますよ。いま3周目?読んでいます。
まずは1-5巻です。
大項目の巻数の後は、私がつけたざっくりあらすじです
1巻 未来から来た超能力少女ヒナとインテリヤクザ新田の邂逅
○あらすじ
インテリやくざの新田(アラサーくらい?)の部屋に、突然テレポートしてきた少女、ヒナ。
ヒナは、未来からやってきた超能力少女だった。
ヒナはサイキック能力を使い、新田が大切にしているツボを人質にしたり、超能力で腕をきめたりして新田の家に居座る。
新田をアゴで使い、食っちゃ寝しているヒナ。
ある日、新田は若頭にカチコミを命令される。
新田は自分が知っている大人と違う、と、それを自分から手伝うヒナ。
新田はヒナがいてくれて良かったと言う。
こうしてヒナは、新田のところで生活するようになった。
☆律儀な新田、超能力少女と知っていてもカチコミに利用しない新田が良いやつで読後感が良いです。
新田の趣味がツボ集めは渋すぎる……!
ヒナはすごく強いサイキック能力があるため、傍若無人ぶりがすごいです。
百貨店で、「ここからここまで全部ください」をしたり。
やはり暴力……暴力は全てを解決する……!
って感じです。
ヒナは表情少ない、綾波系と言ったら言い過ぎですが、冷めた少女なのですが、だんだん感情豊かになっていきます。
困ったことは力で解決するのですが、使い方がイマイチだったり暴走したりします。それで抗争を巻き起こしたり……。
バーに行ったり、キャバクラに行ったりします。
ヒナはキャバクラでシャンパンタワーにシャンパンを注ぎます。私はこのシャンパンシーンがアホで大好きです。
中学校の友達も個性があって面白く、中学生バーテンダーが誕生します。
1巻最後にヒナと同じく未来から超能力少女、アンズが登場します。
表紙にはヒナの好物の毎回いくらが描かれています。
まともな大人はあまり出てこず、
・ツボ狂いの新田(後々の巻で尋常ならざるツボ好きが判明します)
・普段から酔っ払ってんのか?というバー経営者兼バーテンダーの詩子さん
・孫?狂いの組長
(1巻で出てこないキャラはここでは略)
まともなのはヤクザの若頭とくらいです。
この巻で好きな話はヤクザに借金して銀行強盗したおじさんがヒナの中学校に立て篭る話です。
2巻 アンズ登場! 平和的超能力対決
新田が、ヒナたちの超能力による破壊を恐れ、平和的な対決方法を考案します。
これは電車の中で読めない話です……!
ネタバレになるので対決内容は伏せます。
アンズと比較されて危機を覚えたヒナ。
家事をしますが失敗ばかりで、怒った新田に追い出されてしまいます。
お金が尽きたヒナは、最終的に道端でバンドとコラボします。
この話で好きなのは、「中学一年生なのに生徒会長に立候補する話」です。
組長の孫愛的なヒナのかわいがりが暴走してます。若頭のアドバイスが裏目?に出て、学校での立候補のスピーチはざわつきます。
その他、瞳ちゃんがバーテンダーとしてバリバリ働いてます。※中学生
3巻 瞳ちゃん大活躍
瞳ちゃんメインの巻。
バーテンダーのバイトのお店に、担任教師が……!
新田の家族の母、妹が出てきますが、なかなか店…強烈です!
常に酒瓶を片手に持ってる感じです。
アンズと瞳ちゃんが仲良くする話があってほのぼのします。
従業参観では、懐かしいバラエティー番組のパロディがあります。
この巻で好きな話はツボのオークションです。
4巻 瞳ちゃん下克上
同じクラスのケンゴ、さよちゃんたちが瞳ちゃんが担任教師と付き合っているのでは?と、怪しみ、瞳ちゃんを尾行してバイト先のバーを訪れます。
瞳ちゃんは、あくまで別人のバーテンダーであるかのように振る舞いますが……?!
このマンガのヤバさが濃厚な巻。
○○よりヤクザの面々の方がまともに見えるのです……!
5巻 アンズの出会いと別れの巻
表紙見て、「いくらって、ドラゴンボールみたい〜」
と思いました。
この巻はアンズの出会いと別れが描かれており、涙が出そうになるんですけど、新田で引っ込みます。
まともな大人、中華料理店の夫婦が出てきます。(ギャグ漫画とは言えこんな説明を書いていて自分でびっくりしています。)
瞳ちゃん(中学生)がリーダーの頭角を表していきます。